【宙棲魚】


私は宙棲魚である

ゆうに星5つの間を身をくねらせて
泳ぎながら宇宙を漂うその人(魚?)
は地球人として生きている私に
合わせて話してくれている

宇宙は広いから
昔の顔馴染みに
久しぶりに会ったから
ちょっと寄ってみた
くらいの気軽さで

しばらく泳ぎ回った後に
宇宙の彼方へまた
漂っていった

『あの魚からしてみたら
人間は微生物くらいのものだろうか?』

その問いに最後に宇宙の彼方から
答えてくれた

『大きさは関係なく、
同じ生命体の1つである』
人間にとっての微生物もそうであるように
彼にとっては人も微生物も自分も
この世界の中に在るただの命なのだ

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古今東西みのりんが出会った日本に息づく見えない存在たちを描いた作品集。

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